「VERSANTってどんなテスト?」
「VERSANTのスコアは就職活動で役立つ?」
「海外赴任で求められるVERSANTのスコアが何点か知りたい」
このようなお悩みはありませんか?
VERSANTで75点を取得しており、テスト内容を熟知している私が、VERSANTの概要やスコアがどのような場面で役立つかを解説します!
この記事を読むとVERSANTの仕組みを理解し、転職活動に備えることができます。
VERSANTの基礎知識
VERSANTの概要
VERSANTは、ロンドンに本部を置く世界最大規模の教育サービス会社Pearson社という団体により運営されている英語能力判定テストです。
現在多くの国の政府機関や大手グローバル企業が、正しい英語能力を測れるテストとしてVERSANTを評価・採用しています。
このことからも、ビジネス英語を測る指標として国際的に信頼度の高いテストだと言えるでしょう。
また、VERSANTはスマホやパソコンがあればお好きな場所でお好きな時に受験でき、試験時間も20分程度と短いです。
すべてオンライン上で完結(申請、受験、結果の確認)できるので、忙しい社会人にピッタリのテストですね。
テストは6つのパートにわかれており、総問題数は合計63問です。
ネイティブスピーカーが話す音声を聞き、即座に英語で応答する形式で行われます。
受験後はコンピューターによる自動採点が行われ、約10分程で結果が確認可能です。
高度な言語認識システムと自動採点システムを使って採点し人的ミスを事前に防ぎ、客観的に英語力を測ることができます。
VERSANTのスコアが役立つ場面
VERSANTは就職・転職活動で役立てる!
VERSANTは、TOEICやTOEFLなどと比べると、日本国内での知名度はまだまだ低いのが現状です。
しかし、「スピーキング能力」に焦点を当てた、より実践的なビジネス英会話力を証明できるテストだと言えます。
ネイティヴの音声を聞き即時に文章をつくり、発話する必要があるので、実践的な英語力が測定が可能なのです。
特に日常的に英語でコミュニケーションが必要な外資系企業への転職の際には、VERSANTのスコアは高く評価されるでしょう。
VERSANTを採用・評価している外資系企業とは
VERSANTを採用・評価している外資系企業は多岐にわたります。
ホテル業界最大手のヒルトングループや、アメリカ国防総省、オランダ移民局などの政府機関・団体がその代表です。
また、教育機関であるグロービス経営大学院やTORAIZ(トライズ)、PROGRITなどの企業もVERSANTを高く評価しています。
上記から、実践的な英語力を社員に求める企業が積極的にVERSANTを採用・評価していることが理解できますね。
受験者も増加傾向にあるので、今後より多くの国内外の企業でVERSANTが評価・採用されることが予想されています。
他の英語能力テストよりもVERSANTが有利な点は?
TOEICや英検はじめとする他のテストでは、リーディングやライティングのみが能力の測定対象となっているパターンがほとんどです。
しかしVERSANTでは、「英語を聞いてから英語で話す」という実践的なコミュニケーション能力を測ることが可能となっています。
そして、自分の意見を頭でまとめ、相手に的確に伝えられているかどうかも判定対象となります。
ですので、VERSANTで高得点を獲得できれば、高い英語コミュニケーション能力があると判断され、他の英語テスト結果よりも優遇される可能性があります。
日常的に英語を使用する企業では、他の英語能力テストよりもVERSANTの結果を重要視する場合が多々あると言えるでしょう。
VERSANTでわかる海外赴任で必要な英語力
日本人の平均点について
VERSANTにおける日本人の平均スコアは、38点だといわれています。
日本経済新聞と株式会社ALCが行った調査では、「ゆっくり、明確に発話されていれば、ある程度の理解が可能」と定義されているレベルです。
端的にまとめると、「海外でごくかんたんな日常生活なら送ることができるレベル」だと言えるでしょう。
例えば、「簡単なやりとりで、電話でホテルの予約をとること」程度のコミュニケーションは可能でしょう。
しかし、それだけではビジネスで英語を使用することは不可能です。
海外赴任やキャリアアップを希望される場合は、数段階のレベルアップが必要となります。
海外赴任で必要な点数とは
一般的にVERSANTで47点以上を取得することができれば、海外赴任は可能なレベルだと思われます。
基礎的な英語力があり、伝えたいことの要点を包括して述べることができる目安がこの点数だとされているからです。
このレベルだと、相手の意見を復唱し話をまとめたり、簡潔なビジネスレポートを書くこともできるため、英語圏での生活・仕事に困らない程度の英語力があると言えるでしょう。
なので47点で満足するのではなく、専門的な知識が必要とされる職種や顧客対応が求められる場合を想定し、よりスキルアップされた英語力を目指すことが必要です。
ちなみに、63~68点以上が「ネイティブに匹敵する高い英語コミュニケーション能力を持つ」と定義されています。
63点以上のスコアがあれば、日常的なコミュニケーションはもちろん、役員のマネジメントなどの高度な英語を必要とする業務もスムーズに行えることでしょう。
まとめ
VERSANTの基礎知識をはじめ、VERSANTを使用した就職活動や海外赴任に必要なスコアついてお伝えしました。
この記事をまとめると、以下の3点解説しました。
- VERSANTの基礎知識
- VERSANTのスコアが役立つ場面
- VERSANTでわかる海外赴任で必要な英語力
他のテストでは測ることが難しい、スピ―キングを含む実践的な英語力を知りたい方は、VERSANTを受験してみてはいかがでしょうか?
もしVERSANTで高得点を獲得することができれば、国内だけでなく、外資系企業や海外赴任先でも評価されること間違いなしです。
今回の記事が、VERSANTの受験やスコアを生かした転職、海外赴任を考えられている方の参考になれば幸いです!
よくある質問
- VERSANTで高得点を取得すると転職で役立ちますか?
-
はい。実践的なスピーキングスキルがあると評価される為、転職に役立ちます。ホテル業界最大手のヒルトングループや、アメリカ国防総省、オランダ移民局などの政府機関、国内では、楽天、日本たばこ産業(JT)、住友重機械建機クレーン、などがVERSANTを採用しています。
- 海外赴任に必要なVERSANTスコアを教えて下さい
-
VERSANTで47点以上を取得することができれば、海外赴任は可能なレベルだとされています。
- VERSANTはいつ受験できますか?
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VERSANTは高性能のAIをテストに採用している為、スマホやパソコンがあればお好きな場所でお好きな時に受験でき、試験時間も20分程度と短いです。
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