「VERSANTの日本人平均スコアが知りたい」
「自分は今どれくらいのスコアなのかがよくわからない」
VERSANTに関して、このようなお悩みはありませんか?
また具体的に目指すべきスコアも見えてくるでしょう。
海外留学エージェントを運営しており、延べ500名以上の留学相談経験を生かして、わかりやすく解説します。
この記事を読むことで、VERSANTのスコア平均点や目指すべき点数がわかるようになります。
VERSANTとは?
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/17.jpeg)
VERSANTとは、ビジネスシーンで使える実践的な英語力を測るリスニングとスピーキングのテスト。
日本での認知度はまだ低いですが、アメリカ防衛省やオランダ移民局などの政府機関が採用しています。
海外での認知度は高く、実践的な英語力を測る指標として信頼性の高いテストです。
そのため、日本でも近年注目を集めており、三井住友銀行やヒルトンといった大手企業がVERSANTを採用しています。
VERSANTはTOEICのような筆記試験がありません。
英語をリアルタイムで理解して対応するリスニング能力とスピーキング能力をVERSANTではテストしており、試験は口頭で行われます。
そして、「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」の4つの視点から英語力を判定します。
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/32-300x214.jpeg)
VERSANTの特徴
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/16.jpeg)
VERSANTは、「英語で聞いて、理解して、話す」という実践的な英語力をテストするものです。
その特徴は、世界標準の英語力を測定するテストが、いつどこにいても手軽に受けられることです。
そこでVERSANTの特徴を3つに分けて詳しくご紹介します。
①ネット環境があればいつでもどこでも受験できる
ほとんどの試験は、開催の日時や会場の場所が指定されている場合が多いです。
VERSANTはネット環境があればスマホやパソコンから24時間365日試験を受けられます。そのため、試験日に合わせて仕事を調整したり、受験会場まで出向いたりする必要はありません。
また、受験費用も1回5400円と手頃な価格で受けれます。
②短時間で試験できる
試験といえば丸一日かけて行って、結果が出るまで1カ月以上かかるイメージがありませんか?
VERSANTは、リスニングとスピーキングのテストが約20分で終わり、採点も5分ほどで完了するため結果もすぐにわかります。
そのため、仕事が忙しくて時間に余裕がない人でも気軽に試験を受けられます。
③世界標準の英語力を客観的に判断できる
面接監督の主観性や試験方法によってテストの点が変わることってありませんか?
VERSANTでは最先端のAIを利用しているため、高度な音声認証システムと自動採点システムによって客観的な採点が可能です。
そして、自動採点システムでは文節・音節・語句を適切に評価するため、信頼性の高い採点結果がでます。
また、VERSANTはビジネスシーンで使える実践的な英語力を目的としてテストを行っているので、世界標準の英語力がどれほどあるのかを証明できます。
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/05/5-VERSANTが転職活動や外資系企業で評価される理由を徹底解説!-300x208.jpg)
VERSANTで測れること
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/15.jpeg)
VERSANTでは、自分の英語力がビジネスシーンでどれだけ有効なのかを測れます。
「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」の4つのスキルごとに採点されるため、自分の得意分野と苦手分野を把握しやすいです。
4つのスキルの判定基準を詳しくご説明すると以下の通りです。
①発音
母音や子音がネイティブ同様に発音できているか。単語の強弱を意識して正しくできているか。
②流暢さ
文の構築や読み上げをスムーズにできているか。間を開けたり、言葉に詰まらずに回答できているか。
③語彙
一般的に使用される単語を理解して自分で自由に表現できているか。
④文章構成
文節や語句を正しく理解して文章を構成できているか。
これらの4つの各項目をもとに20〜80点で総合得点が算出されます。
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/05/people-2557396_1920-1-300x200.jpg)
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/05/1-VERSANTを受験した体験談を紹介!他試験との違いも解説-300x200.jpeg)
VERSANTテストをおすすめできる人
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/12.jpeg)
VERSANTテストは口頭で行われます。
そのため、前提条件としてリスニングできるほどの英語力がないといけません。
VERSANテストではリスニング能力とスピーキング能力を判定してくれるので、自分の英語の実践力がどれほどあるのかを具体的に知ることができます。
自分のリスニングとスピーキングの得意分野と苦手分野を知れば、今までよりレベルの高い英語力を取得する近道になるでしょう。
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/05/people-2557396_1920-300x200.jpg)
VERSANTスコアの目安と分布
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/13.jpeg)
VERSANTスコアを見る際の目安についてと、英語レベル別のスコアや日本人の平均スコアについてここではご紹介します。
スコアの分布
VERSANTはテスト時間が20分で63問の6パートの問題に答えます。
音読8問、復唱16問、質問24問、文の構成10問、ストーリーリテリング3問、自由回答2問となっています。
そして、総合スコアは「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」4の項目別で加重平均により判定され、20〜80点で採点されます。
ちなみに4項目の比重としては、発音20%、流暢さ30%、語彙20%、文章構成30%となっています。
この数字から、流暢さと文章構成を重視しているとわかります。
そのため、比重を考慮しながらテストを受けなければ、スコアは上がりにくいでしょう。
総合スコアと分布は以下の表になります。
総合スコア | スコア分布 |
79~80点 | 1% |
69〜78点 | 2% |
63〜68点 | 2% |
58〜62点 | 3% |
53〜57点 | 8% |
47〜52点 | 17% |
41〜46点 | 27% |
36〜40点 | 20% |
26〜35点 | 17% |
20〜25点 | 2% |
参考 日経・アルク「第3回英語スピーキング・チャレンジ」成績発表 スコア分析レポート
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/【TOEICと比較】VERSANTのスコアの目安と英語力について徹底解説5-300x200.jpg)
英語レベル別スコアの目安
自分の目指す英語のレベルに合わせたスコアを知っておくと、テストで獲得したほうが良いスコアの目安になります。
「ネイティブレベル」
・79〜80点 ネイティブのような流暢な会話ができる。
・69〜78点 流暢な会話ができ、ほぼ間違えずに自分の考えを伝えられる。
「英語上級者レベル」
・63〜68点 英語で困らないほどのレベルの高い会話ができる。
・58〜62点 時々抜けてしまうが英語でリーダシップを発揮できるレベル。
「英語中級者レベル」
・53〜57点 ビジネスができる英語のレベル。
・47〜52点 基礎の英語力があるレベル。英語でビジネスをするには少し英語力が乏しい。
「英語初心者レベル」
・41〜46点 簡単な意思疎通は可能だが、ビジネスで英語を使うにはスキルアップが必要なレベル。
・36〜40点 ゆっくりはっきり話すと、英語が理解できる初心者レベル。
「英語ができないレベル」
・26〜35点 非常にゆっくりと話せば理解出来るが、英語での意思疎通は難しいレベル。
・20〜25点 単語が多少理解できるくらいで、英語での意思疎通はできないレベル。
以上のことから、自分の今の英語のレベルと獲得したいスコアはだいたい検討がついたでしょうか。
ビジネスで使えるレベルなら53〜57点、海外赴任なら47〜52点が目安になります。
自分の目指すVERSANTスコアを知って、ひとつの目安にしましょう。
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/海外赴任で必要なVERSANTスコアを徹底解説!6-300x200.jpg)
日本人の平均スコア
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/14.jpeg)
VERSANTでの日本人の平均スコアは38点で、英語レベル別スコアの目安をみると初心者レベル。
その理由の一つとして、授業以外で英語を使う機会がないことや文法重視の英語教育が挙げられます。
日本の英語教育では文法や読解ばかりを重視しており、英会話で使う表現を習ったり、話することが少ないため、リスニング能力やスピーキング能力が低くなります。
VERSANTは実践的な英語のリスニング能力とスピーキング能力を判断するテストのため、日本人の苦手分野を表す平均点となっているでしょう。
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/38-300x214.jpeg)
TOEICやCEFRスコアとの換算表
VERSANTをTOEICやCEFRのスコアと比較すると以下の表になります。
VERSANT | TOEIC | CEFR |
---|---|---|
79〜80 | C2 | |
69〜78 | 945〜990 | C1 |
58〜68 | 785〜940 | B2 |
47〜57 | 550〜780 | B1 |
36〜46 | 225〜545 | A2 |
26〜35 | 120〜220 | A1 |
20〜25 | <A1 |
この表から、TOEICやCEFRでの得点が高い程、VERSANTで高得点が取れると思いませんか?
しかし、実際は違います。
TOEICで900点以上ある人でもVERSANTでは40点以上もスコアの差がでる人もいます。
このことから、VERSANTでは英語をリアルタイムで対応するリスニング能力とスピーキング能力を求められていることが分かります。
まとめ
![](https://vrsnt-academy.com/wp-content/uploads/2022/04/11.jpeg)
これまでVERSANTの特徴とスコアについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
- VERSANTのスコア分布図
- 日本人の平均スコア
- 英語レベル別のスコア
- 他の試験と比較した時のスコア換算
日本人の平均スコアを知ることで、自分のレベルがわかり、英語を勉強する意識づけにも繋がります。
リアルタイムに英語を聞いて、すぐに理解して話せる能力が自分にはどれ程あるのか、VERSANTのテストを受けることで知るきっかけになります。
自分が目指す英語力のスコアを意識して、VERSANTのテストを是非受けてみてください。
よくある質問
- VERSANTの日本人平均スコアを教えてください
-
VERSANTの日本人平均スコアは38点です。
英語レベルは簡単な日常英会話ができるレベルです。
- TOEICで高得点を取得していたら、VERSANTでも高得点を取得できますか?
-
高得点を取得できるとは限りません。
図る英語力が違うのでTOEICで高得点を取得できたからといって、VERSANTで高得点を取得できるとは限りません。
- VERSANTはいつ受験できますか?
-
VERSANTは高性能のAIを採用している為、インターネット環境があれば24時間いつでも受験する事ができます。
コメント