「VERSANTは難しいの?」
「VERSANTではスコアアップが難しいって本当?」
「VERSANTが難しい理由を知りたい」
このようなお悩みはありませんか?
VERSANTが難しいと言われている理由を解説します。
VERSANTで75点を取得しており、テスト内容を熟知している私が徹底解説します。
- VERSANTが難しい理由を知ることができる
- VERSANT対策を立てることができる
- VERSANTでスコアアップできる
VERSANTとは
VERSANTとは、本当に話せる英語力の証明として国際的に信頼性の高い英語のスピーキングテストです。
日本では2015年から実施され、現在はグローバル展開をする大企業など国内約200社で活用されています。
国際化が進む中、VERSANTを活用する企業が今後ますます増加すると考えられるので、グローバルに活躍したい方にはおすすめしたいテストです。
VERSANT概要
VERSANTは、ビジネスシーンでの実践的な英会話力を測定するテストです。
ネイティブスピーカーが自然なスピードで話している質問を聞き取り、瞬時に理解して適切な英語で回答する能力を測定するテストなので、ご自身の本当の英語の実力を把握できます。
ここでは、VERSANTの概要を説明します。
- 世界最大規模の教育サービス会社Pearson社が開発・運営
- AIの高度技術による言語認識・自動採点システムで客観的に英語力を測定
- 24時間365日、スマートフォンとパソコンがあればいつでもどこからでも受験可能
- グローバル企業や世界各国の政府機関が英語力を測るテストとして採用
- スピーキングテストは約20分で完了、スピーディーな採点で即時に結果が分かる
VERSANTはご自宅にいながら好きなタイミングで受験でき、かつテスト終了後数分で結果が分かるので、気軽に英会話力を把握できます。
ご自身の実力を知りたい方は、まずはVERSANTを受験してみてはいかがでしょうか。
VERSANT採点項目
VERSANTにはスピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストの3種類のテストがありますが、ここでは一番受験者が多いスピーキングテストについて説明します。
VERSANTスピーキングテストには、4つの採点項目があります。
- 文章構文
- 語彙
- 流暢さ
- 発音
文章構文
文章構文の項目では、文章の中にある節や語句を正確に理解、把握して適切に使用する能力を採点します。
単語、フレーズ、そして節の使用の習熟度によって採点が左右されます。
語彙
語彙の項目では、文章の中にある日常的で一般的な単語を理解し、それらを使って自在に表現する能力かつ、正確に理解したうえで使用できているのかという点を測定します。
流暢さ
流暢さの項目では、文章を構成したり、読み上げたり、復唱する時の文章のリズムや語句の切れ目、テンポの良さを採点対象としています。
発音
発音の項目では、ネイティブスピーカー同様に母音や子音を発音して、音の強弱を正しい箇所に置く能力を採点します。
音韻構造の知識によって、採点が左右されます。
VERSANTが難しいといわれる理由
インターネットやSNSでVERSANTを受験した方の話を調べると、「VERSANTは難しい」という声が沢山見つかりました。
ここでは、VERSANTが難しいと言われる理由について解説します。
問題を聞き取るのが難しい
VERSANTが難しいと言われる理由の1つとして挙げられるのは、「問題を聞き取るのが難しい」です。
ネイティブスピーカーが話す自然なスピードの英語に聞き慣れていないと、質問を聞き取ることすらできません。
質問を聞き取ることができなければ回答することができないので、VERSANTは難しいと感じてしまうのは当然のことでしょう。
また、VERSANTの音質が悪く聞き取りにくいという声もありました。
色々な方のレビューを調べたところ、音質の悪さは「わざと」とのこと。
実生活でも、周りがざわざわしていて相手の話が聞き取りにくかったり、電話越しで聞き取りにくい状況もあるので、それらを再現する目的で音質が悪いようです。
公式ページに明記している事ではないので真偽のほどは分かりませんが、いずれにしても自然なスピードの英語に慣れていないと、聞き取ることは難しいでしょう。
英語で回答するのが難しい
VERSANTが難しいと言われる2つ目の理由は、「英語で回答するのが難しい」です。
ネイティブスピーカーが自然なスピードで話す英語の質問を聞いて瞬時に理解、そして適切な英語を使ってネイティブ並みの発音と流暢さで回答することは、なかなか難易度が高いといえます。
インターネット上で受験者の声を調べたところ、TOEIC900点台を保持する方や、英検1級を保持する方でも、VERSANTには苦戦している様子がうかがえました。
VERSANTは、ただ英語を話せばよいというテストではなく、文章構文・語彙・流暢さ・発音の4項目からスキルを測定します。
採点項目をしっかり確認しつつ、対策を立てたうえでテストに取り組む必要があるといえるでしょう。
正確に発音するのが難しい
VERSANTが難しい3つ目の理由は、「正確に発音するのが難しい」です。
日本語と英語は全く異なる言語なので、ネイティブスピーカー並みの発音ができるようになるには、しっかりと対策をする必要があります。
まずは母音と子音を正しく発音し、アクセントや強弱、イントネーションを意識することでネイティブスピーカーの発音に近づくことができるでしょう。
専用の問題集がないから難しい
VERSANTが難しい4つ目の理由は、「専用の問題集がないから難しい」です。
専用の問題集がないと、実際の勉強を始めるまでの前準備で時間がかかってしまうだけでなく、その対策で本当にスコアアップが狙えるのか明確には分からないからです。
本サイトでは、VERSANTの詳細やおすすめの教材などを紹介していますので、 VERSANT勉強の際にはぜひ参考にしてください。
VERSANTスコアアップ対策
ここでは、VERSANTでスコアアップするための対策について紹介します。
リスニング力とスピーキング力がスコアアップの鍵になりますので、こちらで紹介する対策をVERSANTの試験勉強にぜひ取り入れてください。
リスニング力を鍛える
VERSANTを受験する上で欠かせないのがリスニング力です。
ここでは、リスニング力を鍛える方法を2つ紹介します。
- シャドーイングをする
- ディクテーションをする
シャドーイング
シャドーイングとは、英語を聞きながら音声の後を影のように追いかけて話す学習方法です。
シャドーイングをする前に英文を読んでおくことで、単語の意味や発音などが分かり、英文に抑揚をつけて話しやすくなります。
意味が分からないまま話していても英文のリズムがつかめないので、まずは意味を理解してイントネーションやアクセントを意識しながらシャドーイングをしましょう。
自分で意味を理解しながら発音できる音は聞き取りできると言われているので、シャドーイングをすることでリスニング力の向上が期待できます。
ディクテーション
ディクテーションとは、聞いた英語を文字に書き起こす学習方法です。
ディクテーションでは1語1語書き起こすので、自分が聞き取れない単語、つまりは知らない単語が明確に分かるので、弱点を把握しやすく効率的にリスニング力を向上させることが可能。
ディクテーションをする上で大切なことは、聞き取れなかった部分の意味・発音・アクセント・リエゾン(音のつながり)を復習することです。
何度やっても聞き取れない場合は再生スピードを遅くして、それに慣れたら通常のスピードに戻して再チャレンジしてください。
ご自身にあったスピードで無理なく取り組むことが、ディクテーションを続けるコツです。
スピーキング力を鍛える
VERSANTは英語のスピーキング力を測定するテストなので、スコアアップにはスピーキング力を鍛えることは必要不可欠です。
ここでは、スピーキング力を鍛える方法を紹介します。
- 英語で独り言をする
- オンライン英会話
英語で独り言をする
英語で独り言をするとスピーキング力が向上する理由は、自分で英文を組み立てて日常的な出来事を話す習慣が身につくからです。
普段から英語で独り言をするようになると、考えていることや感じていることをスムーズに英語で表現できるようになるので、結果としてスピーキング力が鍛えられます。
感じたことだけでなく、目で見たものを実況するように英語で独り言するのもおすすめです。
オンライン英会話
スピーキング力を向上させるには、実際に英語のコミュニケーションをすることが一番の近道です。
オンライン英会話では、相手の話を聞き取って瞬時に理解して適切な英語で反応する必要があるので、英語に対する瞬発力が上がります。
発音のコツをつかむ
VERSANTで高得点を取るには、発音のコツをつかむ必要があります。
なぜなら、VERSANTではネイティブスピーカー並みの発音と流暢さが求められているからです。
VERSANTテストで正確な発音をするには、まずは母音と子音を正しく発音することを意識しましょう。
英語には音が似ている母音と子音が沢山あるので、発音記号で音を確認しつつ、それらの音を正しく覚えて使いこなせるようになる必要があります。
また、英語は日本語と異なり、音の強弱・アクセントがはっきりとした言語です。
他にも、英語には単語と単語をつなげて読んだり、発音しない音がなどの「音節変化」があります。
音節変化についても理解を深めると、流暢さを意識した発音ができるようになるだけでなく、聞き取りもスムーズにできるようになるといわれています。
まとめ
VERSANTは英語のスピーキング力を測定するテストで、全ての問題はネイティブスピーカーが自然なスピードで話しているため、リスニング力も必要とされる難しいテストと言われています。
ここでは、VERSANTが難しいと言われている理由を解説しました。
- 問題を聞き取るのが難しい
- 英語で回答するのが難しい
- 正確に発音するのが難しい
- 専用の問題集がないから難しい
VERSANTは難しいテストですが、本記事で紹介した対策を実践するとスコアアップが可能なテストです。
- リスニング力を鍛える
- スピーキング力を鍛える
- 発音のコツをつかむ
VERSANTは本当に話せる英語力の証明として国際的にも認知度と信頼性の高い英語のスピーキングテストです。
グローバルに活躍したい方は、ご自身の実力把握のためにも受験することをおすすめします。
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