「VERSANTのテストで何が測れるか知りたい」
「VERSANTのテスト内容が知りたい」
「VERSANTについて詳しく知りたい」
このようなお悩みはありませんか?
VERSANTで75点を取得しており、テスト内容を熟知している私が徹底解説します。
この記事を読むと、VERSANTについて理解でき、自分の受けたいテストを選ぶことができます。
- VERSANTの基本情報
- VERSANTのメリット、デメリット
- VERSANTのテストの種類
- VERSANTのテストの内容
VERSANTとは
VERSANTはヒルトンや三菱UFJ銀行など大手企業が導入している、実践で使える英語力を判断するテストです。
VERSANTはまだ日本での認知度は低いですが、大手企業が注目しているテストで今後ポピュラーなテストになっていく可能性があります。
そこでここでは、VERSANTについて詳しくご紹介していきます。
VERSANTの概要
VERSANTは世界最大規模の教育サービス会社として知られるPesrson社が開発し、最先端のAIが自動採点を行うため、正確かつ客観的な採点結果が分かります。
また、スマホやパソコンさえあればどこにいてもテストを受けられるため、試験会場に行ったりする必要がありません。
テスト時間も24時間365日いつでも受験可能で採点結果も5分で分かるため、仕事が忙しい人でも自分の都合や予定に合わせられます。
VERSANTの受講費用
VERSANTは3種類のテストがあり、それぞれ値段が変わります。
テストの種類 | 料金(税込み) |
---|---|
スピーキングテスト | 5500円 |
ライティングテスト | 4400円 |
プレイスメントテスト | 7700円 |
プレイスメントテストテストとは「聴く、話す、読む、書く」の英語を総合的に判断するテストです。
スピーキングテストとライティングテストの両方を受ける時はセットで申し込みをした方が、セット料金で8800円となっておりお得になります。
VERSANTを受けるメリット・デメリット
VERSANTに興味があるけど、VERSANTを受けるメリットってあるの?と疑問に思っている人もいると思います。
VERSANTを受験した方がいい人もいれば、TOEICや英検を受験したほうがいい人もいます。
ここでは、VERSANTを受けるメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
TOEICや英検では英語を読む能力や書く能力を重視しているため、得点が高くても実際に話せないという人が多いです。
VERSANTでは、実際に使える英語力を判断できるため、英語のスピーキング能力を証明できます。
VERSANTのスコアは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)という外国語の習得状況が分かるガイドラインに換算できるため、英語力がどの程度あるのか判断できます。
また、VERSANTはスキル別で自分の得意分野や苦手分野がテスト結果で分かります。
デメリット
VERSANTスピーキングテストはリスニング形式のため、ある程度の英語のリスニング能力がなければ受験は難しいです。
そのため、普段から英語を使っていたり、リスニング能力があり英語を聞き取れるくらいの英語力を持っていることが受験できる条件となります。
また、VERSANTには過去問がないため、どのように勉強して良いか分からないといったこともあります。
VERSANTはこんな人にオススメ!
海外出張やビジネスで英語を使うことが多い人にVERSANTはオススメです。
VERSANTはスコアの得点で英語力を判断できるため、自分の英語がどの程度あるのかが分かります。
VERSANTのテストの種類と内容
VERSANTにはスピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストの3種類があり、それぞれ内容が異なります。
ここではテストの内容について詳しくご紹介します。
自分の知りたい英語力がどのテストなのか、この紹介で検討してみましょう。
スピーキングテスト
英語のリスニング力とスピーキング力を測定できます。
テスト時間は20分前後で、問題数は63問です。
- 音読(8問):提示される文章を、声を出して読む
- 復唱(16問):音声で流れる文章をそのまま復唱する
- 質問(24問):質問で使用される単語を使って回答する
- 文の構築(10問):バラバラになった単語を正しく並び替えて答える
- ストーリーリテリング(3問):短い物語を聞いて内容を簡潔に答える
- 自由回答(2問):生活に関する簡単な質問に回答する
それぞれの問題で発音、流暢さ、語彙、文章構成の4項目で採点されます。
ビジネスで英会話を使用する場面が多い外資系企業やキャビンアテンダント、通訳、留学を考えている人、英語のコミュニケーション能力を知りたい方におすすめのテストです。
ライティングテスト
英語のライティング能力を判定できます。
テスト時間は35分前後で、問題数は42問です。
- タイピング(1問):表示された文章を60秒以内でタイプする
- 空欄補助(20問):短文にある空欄に単語を入れる
- ディクテーション(16問):読み上げられる文章を正しく書き取る
- 文章再構成(4問):表示された文章を30秒間読んで、把握した内容を自分の言葉で書き直す
- Eメール記述(1問):状況を説明する文章を読み、その状況にあった提案や問題点などをEメール形式で書く
それぞれの問題で文法、語彙、文章構成、言葉遣いと文体、読解力の6項目で採点されます。
英語でメールをやりとりすることが多い人、英文事務、英語教材の企画営業や編集、英語で論文を書く人、におすすめです。
プレイスメントテスト
スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの全ての英語力を総合的に判断できます。
テスト時間は50分前後で、問題数は81問です。
- 音読(2問):表示される文章を声に出して音読する
- 復唱(16問):音声で流れる文章をそおまま復唱する
- 文の構築(10問):3つのフレーズを聞いて、それを正しく並び替えて文にして答える
- 会話(12問):2人の会話を聞いてから出させる質問に答える
- タイピング(1問):表示される文章を60秒以内でタイピングする
- 空欄補助(20問):表示される短文の空欄に単語を入力する
- ディクテーション(16問):聞こえた文章を26秒以内に入力する
- 文章再構築(3問):表示される文章を30秒間読んで、90秒以内に自分の言葉で文章を書く
- 要約と意見(3問):表示される文章を読んで、文章の要約と著者の意見に対する自分の考えを書く
それぞれの項目で発音、流暢さ、語彙、文章構成、語彙、文章構成、言葉遣いと文体、読解力の10項目で採点されます。
国際コンサルトや海外留学サポート、入国審査官などに就職を考えている人や総合的な英語力を知りたいという人におすすめです。
まとめ
これまでVERSANTのテストについてご紹介ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事のまとめは以下になります。
- VERSANTではビジネスで使用する実践的な英語力を測れる
- スマホやパソコンからいつでも受験可能
- ビジネスで英語を使う人にVERSANTのテストはおすすめ
- スキル別に結果が出るため自分の英語の弱点を知れる
- テストの種類ごとに測れる英語力が違う
VERSANTは、英語力を客観的に測る指標として活用できる優れたテストです。
この記事でテストの種類や内容について理解でき、自分の知りたい英語力を測れるテストについて検討できたかと思います。
近年では日本での国際化が進み、今では英語を使う企業が増えてきている傾向にあります。
そのため、自分の英語力がどの程度あるのかを知り、活用できるようにしていきましょう。
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