「VERSANTで高得点を取りたい」
「VERSANTの効率的な勉強法が知りたい」
「VERSANTでおすすめの対策教材は何?」
このようなお悩みはありませんか?
VERSANTに特化した教材はほとんどありませんが、VERSANTのテスト対策に役立つ教材ならあります。
VERSANTで75点を取得しており、テスト内容を熟知している私が徹底解説します。
この記事を読むと、VERSANTのテスト内容を理解し、自分にあった対策教材を知ることができます。
- VERSANTの基礎知識
- VERSANTの採点項目
- VERSANTのテスト内容
- VERSANT対策におすすめの教材
VERSANTの基礎情報
VERSANTという英語のスピーキング力を測るテストをご存知でしょうか。
VERSANTは、ビジネスシーンで使うような実践に特化した英語力を測るためのスピーキングテストです。
VERSANTについて知らない方のために、ここからはVERSANTの基本情報やメリットについて詳しくお伝えします。
VERSANTの概要
VERSANTは、イギリスの教育サービス会社Pearson社が開発した実践的な英語力を測るテストです。
VERSANTでは最先端のAIを使用しています。
試験はリスニングとスピーキングのみで、「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」の4つの視点から英語力を判定します。
VERSANTの特徴
VERSANTは、ネット環境とスマホやパソコンさえあればいつどこでもテストを受験できる手軽さが特徴です。
また、VERSANTの試験時間はたった20分と短時間ででき、試験終了後わずか5分で結果が分かります。
そのため、忙しくて時間を取れない人やすぐに結果を知りたい人にはVERSANTのテストは受験しやすいでしょう。
VERSANTを受けるメリット
VERSANTはどれくらいの実践力がある英語を話せるかを測ります。
TOEICや英語検定では英語のスピーキングを重視していないため、高得点を取っていても英語が話せるとは限りません。
VERSANTのテスト内容
VERSANTは筆記試験がなくリスニングとスピーキングのみのテストのため、どのようなテスト内容になっているか気になりますよね。
ここではVERSANTのテスト内容についてご紹介していきます。
VERSANTスピーキングテストの問題形式
VERSANTのスピーキングテストは全て英語で行われます。
ネイティブスピーカーが話す英語で質問や問題を出され、英語で答えていきます。
試験問題は6パートで構成されており、問題数は全部で63問です。
総合スコアは20〜80点で採点されます。
Aパート:表示された英語を音読する
Bパート:音声で聞こえた英語を復唱する
Cパート:質問に対して単語で回答する
Dパート:バラバラになったら文を並び替えて構築する
Eパート:短い物語を聴いて話を要約する
Fパート:簡単な質問についた自由に回答する
VERSANTの採点項目
VERSANTの採点は「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」の4つの項目から英語力を判定します。
スキル別スコアはそれぞれ20〜80点で採点されます。
そのため、発音や語彙ばかりに気を取られるとスコアが上がりにくくなるので注意が必要です。
VERSANTで高得点を狙うには4つの項目の採点内容を理解して、自分の弱点を克服しないことには始まりません。
ここでは4つの項目と高得点をとるポイントについて詳しくご紹介します。
発音
ネイティブ同様に子音や母音を発音し、イントネーションが正しく使えているかが分かります。
英単語の音譜構造の知識の度合いによりスコアが判定されます。
- 母音と子音を正しく発話できるよう練習する
- 単語のイントネーションを理解する
流暢さ
文章を組み合わせたり、読み合わせたり、復唱する中でみられるリズムやテンポの良さ、言葉の切れ目からスコアを判定します。
- 途中で詰まったりせずに話し続けるようにする
- 単語が思い浮かばない場合は別の表現で表してみる
語彙
どれだけ英語を理解して使いこなせているかが分かります。
日常で使う英語をどれだけ知っていて正しく使えているか熟達度によりスコアを判定します。
- 英会話などを聞いたりして要点をまとめられるようにする
- 知らない単語を調べてみて英語の語彙を増やす
文章構成
英会話の中で語句や節を理解して把握し、自分でどれくらい使用できているのかが分かります。
正しい文章構築と適切な単語の使用の熟達度によりスコアを判定します。
- 人や物、出来事などを英語で詳しく説明できるように練習する
また、VERSANTのテストでは答え始めるまでの時間や回答の長さなども採点対象になっているため、すぐに答えられるとスコアアップに繋がるでしょう。
ビジネスで必要なスコアの得点
海外赴任で可能なVERSANTのスコアの得点は47点以上となります。
英語レベルでは中級レベルとなりビジネスで使うには少し英語力が足りません。
また海外のグローバル企業に就職したい場合は、ネイティブと論議できる58点以上なければ働くのは難しいでしょう。
VERSANTで高得点を狙えるおすすめの対策教材3選
VERSANTの過去問や専用の教材はありません。
ここでは、VERSANTのテスト内容に合ったおすすめの対策教材を3つご紹介します。
1.YouTubeでリスニングを鍛える
VERSANTのテストは全てネイティブスピーカーが口頭で説明や質問を提示していきます。
そのため、リスニング能力がなければ問題を理解できないため、自分のスピーキング能力を試すことができません。
また知らない単語を聴いた時には調べるなどして語彙力を増やす工夫もしてみましょう。
2.オンライン英会話でスピーキング能力を鍛える
日本人同士で英会話の練習をしても、どうしてもネイティブの発音やイントネーションとは違ってきてしまいます。
スピーキング能力を鍛えるには、ネイティブスピーカーと話すことが一番の近道です。
また、英会話を続けると自然に文章構築の能力もついてくるため、VERSANTのスピーキングテスト対策におすすめです。
3.シャドーイングで英語の発音を鍛える
シャドーイングとは流れる音声の後を追いかけて、英語を発音する、英語の発音を鍛える方法です。
英語で映画などを見て発音を真似してみたり、シャドーイング専門のアプリを利用してみるのが良いでしょう。
シャドテンというアプリはビジネス英語のプロから毎日フィードバックが届き、自分の発音の癖を知ることができます。
ビジネスに役立つ教材が300以上入っているため、VERSANTの試験対策にもなります。
まとめ
これまでVERSANTのテスト内容や採点項目、対策教材についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事のポイントをまとめると以下になります。
- VERSANTは英語のスピーキング能力を判定するテスト
- VERSANTはスマホやパソコンから24時間365日受験可能
- VERSANTスピーキングテストは発音、流暢さ、語彙、文章構成で採点される
- VERSANTスピーキングテストは流暢さ、文章構成の比重が高い
- ビジネスで英語を使うなら53点以上のスコアが必要
- VERSANTで高得点を狙うならリスニングとスピーキングに特化した教材を選択して勉強する
VERSANTのスピーキングテストは難易度が高く、高得点を取ることはなかなか難しいです。
高得点をとるためにVERSANT専用の教材を探している人もいると思いますが、現時点ではVERSANTに特化した教材はありません。
ですが、VERSANTスピーキングテストの対策になる教材はあり、自分の苦手分野や弱点を克服していけばVERSANTで高得点を狙えます。
そのため、VERSANTで高得点を取りたいと思っている方は、この記事で紹介した教材を一度参考にしてみてください。
コメント