「VERSANTのテストを受けてみたいけど方法が分からない。」
「VERSANTのテストを受ける時に必要なものは?」
「スマホでVERSANTを受けたいけど、どうしたらいいの?」
このようなお悩みはありませんか?
VERSANTで75点を取得している私が丁寧に解説します。
この記事を読むことで、VERSANTの受験方法や受験時の注意事項について知ることができ、スムーズに試験を受けられます。
- VERSANTの基本情報
- VERSANTの試験内容
- VERSANTの受験までの流れ
- VERSANTの受験時の注意事項
VERSANTとは?
VERSANTは、英会話を瞬時に理解して返答できるリスニング能力やスピーキング能力を測定できるテストとして、注目を集めつつあります。
VERSANTのテストでは、リスニングとスピーキングの英語力を客観的に数値化できます。
そのため、ビジネスで英語を使用するため英語のコミュニケーション能力を測りたい人におすすめです。
ここでは、まずVERSANTについて詳しくご説明します。
VERSANTの基本情報
VERSANTはリアルタイムに英語を理解して、話せる能力を試すテストです。
世界最大規模の教育会社であるPearson社が開発したシステムで、最先端のAIが自動言語認識と自動採点を正確に行います。
スマホやパソコンがあれば、24時間365日いつでも試験を受けられ、すぐに結果を知ることができます。
VERSANTの試験の種類
VERSANTには、スピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストの3つの種類があります。
自分の知りたい英語力を判断するには、どのテストを受講したらいいか分からない人もいるのではないでしょうか。
そんな人のためにそれぞれのテストを簡単にご紹介します。
スピーキングテスト
英語で聞かれた内容を理解して、対応する力を測定できます。
テスト時間は20分前後で、問題数は63問です。
ビジネスで英会話を使用する場面が多かったり、英語のコミュニケーション能力を知りたい方におすすめのテストです。
ライティングテスト
英語のライティングでの文章力や語彙力だけでなく丁寧さも判定し、英語を適切に書ける力を測定できます。
テスト時間は35分前後で、問題数は42問です。
取引先と英語の文章でやり取りすることが多い人や、英語で論文を書くなど、英語のライティング能力が知りたいという方におすすめのテストです。
プレイスメントテスト
英語のスピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの能力を判定し、どれだけ英語が使えるか測定できます。
テスト時間は50分前後で、問題数は81問です。
全般的な英語の能力を知りたいという方におすすめのテストです。
VERSANTの試験内容
VERSANTのテストは、総合点とサブスコアは20〜80点で採点されます。
VERSANTのテストでの日本人の総合点の平均は38点となっています。
VERSANTは総合的な英語力だけでなく、スキルごとでも点数が分かるため、得意分野と苦手分野を把握しやすいのが特徴です。
ここでは、スピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストの試験内容について簡単にお伝えします。
スピーキングテスト
流れてくる英語を聴いて、英語で答えるテストになります。
問題は「音読」「復唱」「質問」「文の構築」「ストーリーリテリング」「自由回答」の6つのセクションに分かれています。
それぞれの問題で文章構成、語彙、流暢さ、発音のスキルが判定されていきます。
ライティングテスト
パソコンやタブレットの画面の指示に従って、英文をタイピングして答えるテストになります。
問題は「タイピング」「空欄補助」「ディクテーション」「文章再構成」「Eメール記述」の5つのセクションに分かれています。
それぞれの問題で文法、語彙、文章構成、言葉遣いと文体、読解力のスキルが判定されていきます。
プレイスメントテスト
英語のリスニングとリーディング、ライティングのテストを行います。
問題は「音読」「復唱」「文の構築」「会話」「タイピング」「空欄補助」「ディクテーション」「文章再構成」「要約と意見」の9つのセクションに分かれています。
スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングのスキルが判定されます。
VERSANTの受験までの流れ
VERSANTのテストを受けてみたいけど、受験までの流れや申し込みの方法がよく分からないという方もいると思います。
実は、VERSANTの公式サイトでは個人での申し込みを受け付けていません。
ここでは個人で受験したい人のために受験までの流れを詳しくご紹介していきます。
VERSANTの受験料
VERSANTの受験料はそれぞれのテストによって違います。
テスト内容 | 料金(税込) |
スピーキングテスト | 5,500円 |
ライティングテスト | 4,400円 |
プレイスメントテスト | 7,700円 |
スピーキングテスト+ライティングテスト | 8,800円 |
やや料金が高いように感じる人もいると思いますが、TOEICの料金でも7,810円かかります。
そのため、VERSANTのテストは割高というわけではなく、比較的受講しやすい値段設定です。
申し込み方法
個人での受験希望者は、VERSANT販売代理店で受験の申し込みを行う必要があります。
株式会社ディスコと株式会社ドリームブロッサムが販売代理店です。
販売店の違いとしては、
- 株式会社ディスコではVERSANTスピーキングテストのみ申し込み可能
- 株式会社ドリームブロッサムでは全てのVERSANTテスト申し込み可能
となっています。
VERSANTのテストの価格は両代理店ともに同じです。
株式会社ディスコはスピーキングテストのみのため、自分の受けたいテストを確認してから代理店に申し込みましょう。
受験方法
VERSANTの受験方法は、スマホアプリ、ウェブブラウザ、ソフトウェアインストールの3種類があります。
アプリでの受験の場合は、Apple StoreかGoogle PlayからVERSANTのアプリをダウンロードできます。
アプリでの受験方法を簡単に説明すると、
- アプリを起動する
- 8桁の受験番号を入力する
- 音量のチェックをする(音量が小さいと問題が聞こえない可能性があるので注意)
- 名前と受験場所を回答する
- 受験スタート
となります。
受験時間はいつでも可能なので、自分の都合の良い時間帯に受験しましょう。
ライティングテストとプレイスメントテストはスマホアプリから受験できないので注意してください。
VERSANTの注意事項
VERSANTのテストを受ける時にいくつか注意点があります。
VERSANTでは、自動音声認証システムで採点されるため、受験の環境により採点されない場合があります。
せっかくVERSANTを受けたのに自分の実力が反映されていないなんてことがないよう、受験前に試験時の注意事項を確認しておきましょう。
受験時の環境
VERSANTの受験時の環境で、必要なものは2つあります。
1つ目は、インターネット環境です。
VERSANTはインターネットを使用して受験するため、インターネット環境が良いところで受験しましょう。
途中でインターネットの接続が切れてしまうとテストが中断されてしまい、採点不可になる場合があります。
また、騒がしいと雑音が入ってしまい採点が正確にできなくなるため、静かな環境での受験がおすすめです。
2つ目は、ヘッドフォンやヘッドセットです。
ヘッドフォンやヘッドセットは必須ではありませんが、VERSANTではヘッドフォンやヘッドセットの使用を推奨しています。
理由として、クリアな音声を確保し、正確に採点できるようにするためです。
回答時には、声が小さくならないように注意し、普段通りの発音で返答するようにしましょう。
unload pengingと表示された時の対処法
テスト終了後にスコアを確認しようとしたらunload pengingと表示されている時があります。
ステータスがunload pengingの場合には、データのアップロードが完了していない時に表示されます。
unload pengingと表示された時の対処法としては、Wi-Fiを繋げた状態で、TEST STATUSの画面を開いて10分程度放置してみてください。
放置後、一度メインメニューに戻ると、アップロードが完了してステータスを確認できるようになります。
まとめ
VERSANTの受験方法やunload pengingと表示された時の対処法についてご説明してきましたが、いかがでしたか?
この記事のポイントをまとめると以下の5つになります。
- VERSANTはスピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストがある。
- VERSANTの個人での受験は代理店から申し込みをする。
- VERSANTの受験方法はスマホアプリ、ウェブブラウザ、ソフトウェアインストールの3つ。
- VERSANTの受験時はインターネット環境が安定したところで受講する。
- スコア確認時、unload pengingと表示されたら一定時間待ってから再度確認する。
VERSANTのアプリをダウンロードした時には、無料のお試しテストができるのでテスト前に実践してみるのもおすすめです。
自分の英語がどれくらいの実践力があるのかをVERSANTのテストを受講して、是非試してみてください。
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