話せる英語力の証明VERSANTのスピーキングテストを徹底解説!

「VERSANTはなぜスピーキングテストなのか知りたい」

「VERSANTスピーキングテストの内容を知りたい」

「VERSANTで高得点を取りたい」

このようなお悩みはありませんか?

VERSANTのテスト内容を知ることで、自分が受けるべきテスト、得点UPを狙えます。

海外留学エージェントを運営しており、延べ500名以上の留学相談経験がある私が解説します。

この記事を読むと、VERSANTのスピーキングテストについての知識が深まり、自分が受けるべきテストが何か?自分が勉強すべきことがわかります。

この記事で得られる事
  • VERSANTの基本情報
  • スピーキングテスト内容
  • TOEICや英検との違い
目次

本当に話せる英語力の証明VERSANTとは

VERSANTという英語力を測るテストをご存知でしょうか。

日本ではあまり認知力が高くないので、初めて聞いたという方もいると思います。

VERSANTのスピーキングテストは筆記試験はありません。

それはビジネスや日常シーンで使うような、「実践に特化した英語力を測るためのスピーキングテスト」だからです。

VERSANT基本情報

VERSANTは、イギリスのPearson社が開発した、実践的な英語力を測るスピーキングテストです。

VERSANTでは、最先端のAIを使用しており、高度な音声認証システムと自動採点システムで採点を行っています。

VERSANTの特徴
  • VERSANTの特徴として、ネット環境があれば、いつどこでも、世界標準の英語力を測るテストを受験できる手軽さ
  • VERSANTの試験時間はたった20分ほどで終わり、採点結果も試験終了後5分ほどで出る
  • 忙しくて時間を取れない人でもVERSANTの試験は受験しやすい
  • VERSANTは「リアルタイムで英語で聞いて、理解し話す」という実践的な英語力をテストする

スピーキングテストはリスニングとスピーキングのみで、「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」の4つの視点から英語力を判定します。

 

受講費用

VERSANTのテストはスピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストがありテストによって費用が違います。

費用に関する詳細は下記の記事を参考にしてください。

VERSANTのメリット 

日本での認知度が低いVERSANTを受けるメリットってあるの?と思われた方もいると思います。

VERSANTは日本での認知度は低いですが、実は海外での認知度は高く、実践的な英語力を測る指標として信頼性が高いテストです。

日本でもHiltonや三井住友銀行などの大手企業が英語力を測る試験としてVERSANTを採用しています。

今後、日本でも今よりVERSANTを採用する企業は増えていくでしょう。

そこで、日本や海外でも採用されているVERSANTのテストを受けるメリットについて、2つご紹介します。

①スマホやパソコンがあればすぐ受験できる

VERSANTのメリットの一つとして手軽に受験できることです。

大抵の試験は、開催日時や会場の場所が指定されているため、試験に合わせて仕事を調整しなければいけません、

しかし、VERSANTはスマホやパソコンから24時間365日試験を受けられます。

そのため、時間や場所にとらわれることなく、自分がテストしたい時にできる手軽さがVERSANTのメリットです。

②スピーキング力を判断する客観的な数値が得られる

VERSANTは「本当に話せる英語力」を測ります。

本当に話せる英語力とは、英語をリアルタイムで聞いて理解して、すぐに受け答えできる能力のことです。

その能力を測るために、「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」の視点から英語力を判断します。

それぞれの項目ごとに得点がつけられるため、自分の得意分野と苦手分野が客観的な数値で知れます。

そのため、VERSANTは英語のスピーキング力を判断することができるテストなのです。

VERSANTスピーキングテスト TOEIC、英検との違いも解説!

ここまで、VERSANTとはどういうものかをご説明してきました。

では、実際にVERSANTは、TOEICや英検とどういうことが具体的に違うのか何か気になりませんか?

違いを知ることで、自分が測りたい英語力を評価できる試験を選ぶことができます。

TOEICと英検とは測るものが違う

VERSANTとTOEICと英検は測れるものが違います。

それぞれの特徴ついて簡単に箇条書きでお伝えします。

VERSANT

  • ビジネスで使用する英語の出題
  • テストはリスニングとスピーキングのため筆記なし
  • 英語の発音、流暢さ、語彙、文章構成を判断する
  • 英語を話す力と聴く力を測れる

TOEIC

  • ビジネスで使用する英語の出題
  • リスニングセクションとリーディングセクションに分かれた問題形式
  • マークシート方式での解答
  • 英語を読む力と聴く力を測れる

英検

  • 社会で使用する実用英語の出題
  • 試験のレベルによって出題される難易度が違う
  • 級まではマークシート方式での解答。準1級と1級はプラス記述
  • 英語を読む力、聴く力、書く力、話す力を測れる

VERSANTのスピーキングテスト内容

VERSANTのスピーキングテストでは、英語の問いかけに英語で返答していきます。

試験時間は20分ほどで終了します。

試験問題はA〜Fパートの6つで構成されており、問題数は63問です。

「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」の視点から英語力を測定します。

ここからはA〜Fパート別に試験内容についてお伝えします。

・Aパート 音読8問

出された文章を、出された順番に声に出して読む。(発音、流暢さを判定)

例文:She is going to visit her daughter.と表示されていたら、声に出して読む。

・Bパート 復唱16問

音声で流れた文章を聞こえた通りに言い返す。(発音、流暢さ、文章構成を判定) 

例文:Leave town on the next train.と聞こえたら、聞こえた通りに復唱する。

・Cパート 質問24問

質問で使用される単語を使って回答する。(語彙を判定)

例文:Would you get water from a bottle or a newspaper?と質問されたら、a bottle または from a bottleと返答する。

・Dパート 文の構築10問

バラバラに並べ替えられた単語を聞いて、文章を正しく作り直す。(流暢さ、文章構成を判定)

例文:was reading、my mother、her favorite magazineと聞こえたら、My mother was reading her favorite magazineと返答する。 

・Eパート ストーリーリテリング 3問

短いストーリーを聴き、内容を自分の言葉で伝える。(発音、流暢さ、語彙、文章構成を判定)

3つの短いストーリーを聞いたあと、話の要約を英語で行う。

・Fパート 自由回答2問

簡単な質問に対して自由に回答する。

家庭生活や好みに関する2つの質問があるので、回答する。

各パートの判定項目

各パートごとに「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構成」の4項目のどれかを判定しています。

4項目の比重としては、発音20%、流暢さ30%、語彙20%、文章構成30%となります。

TOEICや英検では語彙や文章構成しか判定材料になりませんが、VERSANTでは発音や流暢さも重要視されます。

そのため、VERSANTとスピーキングテストはTOEICや英検と違って、より実践的な英語力が身についているか測れます。

VERSANTスピーキングテスト対策に必要な勉強法

VERSANTスピーキングテストはTOEICや英検と比べて知名度が低いため、テストの情報が少ないです。

そのため、テスト対策は何をしたら良いのか分からないという方も多いと思います。

そんな方の為に、VERSANTでスコアアップに効果的な勉強法をまとめた記事があるので詳しくは下記の記事をご覧ください。

VERSANTスピーキングテストで自分の英語力を試してみよう

これまでVERSANTについてご紹介してきましたがいかがでしたか? 

スピーキング能力を測れる英語のテストは珍しく、VERSANTならではと言えるでしょう。

この記事のポイントをまとめると以下の3つになります。

この記事で紹介した事
  • VERSANTの基本情報
  • スピーキングテスト内容
  • TOEICや英検との違い

この記事でVERSANTのスピーキングテストについて知ることができたと思います。

テスト内容を知る事で、問題の傾向を理解し高得点を狙う事が出来ます。

ちなみにVERSANTで役立つアプリもあるので、VERSANTを受験しようと考えている人は参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

VERSANTアカデミーでは、過去受講経験のあるライターが、対策、おすすめ教材、スクール等のVERSANTに関する専門情報を発信しています。

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